知らないうちにくすんでいるお肌の謎
こんにちは!
徳島阿南の美容鍼灸師坂本裕美です!
いきなりですが、私は髪を染めていません。
黒が好き!という訳ではないですが、染める意味が特にないので染めていません。
髪も痛むし…
頭皮痛いし…
目の色茶色くないし…
などなど染めない理由はぽろぽろあります。
ところが昔、美容師さんに言われた言葉がずっと引っかかっていました。
美容師『歳をとると髪の毛茶色に染めることをおススメしているよ。』
坂本『なぜですか?』
美容師『顔がくすんでくるから髪色が黒かったら顔写りが悪くなるからですよ。』
坂本『(モヤッ)…そうなのですね…』
このモヤッとした感覚、分かりますか?
じゃあ顔がくすんでいなかったら染めなくていいのではない?と思いませんか?
どちらを主として考えるかは人それぞれですが、私は顔が主だと考えています。
なぜかといいますと、髪型はいろんな形や色に変えるのは簡単ですが、お顔はすぐには取り換えることはできません。
だからと言って手っ取り早く髪を変えて本質をごまかすだけではもったいないと思うのです。
お顔がくすまない方法を提案するのもおしゃれの極意ではないでしょうか?
ということで、本日はくすみについてのお話です。
原因分類と対処方法
くすみとは簡単に言うと、皮膚の透明度が低下した状態です。
原因としてはたくさんあります。
- 血行不良
- メラニン色素の沈着
- お肌の弾力性低下
- 硬化した角質肥厚
- 加齢
これらが挙げられます。
これらの原因が単体で起こってくすみを引き起こしている事は少なく、いくつかの事柄が合わさってくすんでいることが多いです。
一つ目の血行不良は、言わずもがな新鮮な血液が供給されることでお顔に赤みが挿しイキイキとした顔色になります。肩こりや首コリなどで血流が阻害されている場合もお顔は末端になりますので血行不良の原因になります。交感神経優位の場合も末梢の血管が収縮するため、血液量は減少してしまい末梢の血液循環は悪くなります。
血流改善として運動や筋肉量の上昇、リラックスした状態で体を休める事などが有効です。一時的に血流をあげる事を目的とせず、継続的にいい状態を保てるようにするには日々のトレーニングが大切になってきます。
次にメラニン色素の沈着でのくすみは以前シミの分野で説明しましたが、紫外線からお肌を守ろうとした結果シミという盾を作っているのですが、シミが光を反射することでお肌全域の光の反射が均等でないためくすみとして捉えられてしまうということです。
紫外線の予防はもちろん、表皮に出来たシミに対してはターンオーバーを正常に行える環境にしてやることで自然な形で一番早く角質と共に体外へ出ていく流れを作りましょう。
お肌の弾力性の低下は、皮膚表面に凹凸ができてしまい光の当たり方が変わることでくすんでいるように見えてしまいます。お肌の弾力性は真皮層のコラーゲンなどが関係していて、お肌への強すぎる刺激が原因でコラーゲンがちぎれてお肌のハリがなくなるので注意しましょう。強い刺激でお肌をマッサージしたりしていませんか?
硬化した角質の肥厚が原因の場合、ピーリングなどがおすすめですがピーリングが合わないお肌や優しい人もいらっしゃいます。その場合日頃のクレンジングや洗顔、パック、基礎化粧品などを見直したり、そもそものターンオーバーを正常にすることを心がけましょう。角化した細胞を正常に排泄する能力が備わるとくすみのみではなく、うるおいや肌触りなども変化してきます。
加齢においては抗えない分野でもあります。人は時間だけは平等に流れるものです。それを止めることは誰にもできません。私たちができることは、その時その時を一番いい状態で歳を重ねることです。
くすみまない肌を作るために
これらのことから、自分の本来持っている自然な力を引き出す方向へ導いてくれるのは鍼灸施術ではないかと考えます。
薬を使うこともなく、切ったり、縫ったりするわけでもない、自分の本来持っている力を引き出す方法だからです。
そして美容鍼灸はお顔に鍼をするだけのものではありません。
お体の健康と共にあるのが美容です。
体の状態を整えてからお顔に対する施術となりますので、お体の健康に不安がある方も安心して施術を受けて頂けます。
まずはお気軽にお問合せください。